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ドローン保険は必要?賠償責任保険と機体保険の違いと選び方

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14/31連載「ルール・制度」の第14回です一覧を見る ›

⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK

  • 最優先は「賠償責任保険」——人にケガをさせた・物を壊した時の数千万円級リスクに備える
  • ホビー用途ならラジコン保険(模型飛行士登録)や個人賠償責任特約が現実的な入口
  • 機体保険(自分のドローンの修理代)は任意。自作機は対象外のことが多い

ドローンは「空飛ぶ刃物」でもあります。どれだけ気をつけていても、突風・機材故障・操作ミスによる事故はゼロにできません。この記事では、ホビーで自作ドローンを飛ばす人の現実的な保険の考え方をまとめます。

// ドローン保険 — 賠償と機体は別物 賠償責任保険(最優先) ・人にケガ・物を壊した時の補償 ・数千万円級のリスクに備える ホビーの入口: ・ラジコン保険(模型飛行士登録) ・個人賠償責任特約の確認 機体保険(任意) ・自分のドローンの修理代 ・自作機は対象外のことが多い ・FPV機は「消耗品」と割り切り  クラッシュ予算で自己保険に  する考え方も現実的
最優先は賠償責任保険。数千万円級リスクに備える

保険は2種類——優先順位がまったく違う

ドローン保険の2種類

賠償責任保険

補償するもの
他人にケガをさせた・他人の物を壊した時の賠償金
必要度
実質必須

機体保険

補償するもの
自分のドローンの修理・買い替え費用
必要度
任意(趣味なら不要派が多数)

賠償責任保険——これだけは入る

ドローンが人に当たれば大ケガ、車や家に落ちれば高額の修理費。賠償額は数百万〜数千万円になり得ます。この「自分では払えないリスク」に備えるのが賠償責任保険で、優先度は圧倒的にこちらが上です。

機体保険——趣味なら割り切りもアリ

墜落した自機の修理代をカバーする保険です。ただしFPVの自作機は「墜落は日常」なうえ、自作機を対象にした機体保険はほとんどないのが実情。趣味の範囲なら「壊れたら自分で直す」(そのための修理記事です)と割り切る人が大半です。

ホビーユーザーの現実的な入り方

  1. ラジコン保険(模型飛行士登録)を検討

    日本ラジコン電波安全協会の「ラジコン保険」は、年会費数千円で対人・対物1億円程度の賠償責任がカバーされる定番です。ラジコン全般が対象で、ホビードローンもここに含められます。

  2. 手持ちの保険の「個人賠償責任特約」を確認

    自動車保険・火災保険・共済に個人賠償責任特約(1〜3億円)が付いていれば、日常の過失によるドローン事故もカバーされる場合があります。ただし業務利用や航空法違反時は対象外が一般的なので、約款と保険会社への確認は必須です。

  3. ドローン専用保険も選択肢

    損保各社のドローン専用保険は業務向けが中心ですが、個人向けプランもあります。DJI機は購入時付帯の賠償保険(DJI公認ラインナップ)が付くことも。自作機で手厚くしたい場合は専用保険の個人プランを見積もりましょう。

保険料の目安

  • ラジコン保険: 年数千円(登録料込み)
  • 個人賠償責任特約: 月100〜200円程度(既存保険への追加)
  • ドローン専用保険(個人・賠償のみ): 年5,000円〜数万円

賠償1億円の安心が年数千円で買えると考えると、飛ばす頻度に関わらず入っておく価値があります。

❓ FAQ — よくある質問

Q.100g未満のTiny Whoopでも保険は必要?
A.

航空法の対象外でも、人にケガをさせれば賠償責任は同じように発生します。室内だけで飛ばすならリスクは小さいですが、屋外でも飛ばすなら入っておくのが無難です。個人賠償責任特約ならWhoopもカバーされ得ます。

Q.レース大会に出るときは?
A.

大会主催者が参加条件として保険加入を求めることが多く、ラジコン保険がそのまま使えるケースが一般的です。大会の参加規約を確認してください。

Q.事故を起こしたら保険の前にやることは?
A.

負傷者の救護と警察・消防への連絡が最優先です。また無人航空機の事故(人の負傷・第三者物件の損壊など)は国土交通省への報告義務があります。保険会社への連絡はその後で構いません。

まとめ

  • 入るべきは賠償責任保険。数千万円級のリスクを年数千円でカバー
  • 入口はラジコン保険か手持ち保険の個人賠償責任特約
  • 機体保険は任意。自作機は「自分で直す」が基本
  • 法令違反中の事故は補償されない。ルール遵守が保険の前提

事故を起こさないための備えは初フライト前チェックリストフェイルセーフ設定をどうぞ。

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