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お祭り・イベント上空でドローンは飛ばせない|「催し場所」ルールの範囲と例外

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24/31連載「ルール・制度」の第24回です一覧を見る ›

⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK

  • 祭り・花火・大会など「多数の者が集合する催し」の上空飛行は特定飛行。承認のハードルは最高クラス
  • 「主催者に頼まれたから」では飛ばせない。承認+厳格な安全体制(立入管理・機体要件)が必要
  • イベントを撮りたいなら「上空を避けた斜めからの構図」か「開催時間外」が現実解

「地元の祭りをドローンで撮ってよ」——好意で頼まれがちで、そして一番事故と違反が起きやすいのがイベント上空です。2017年にイベント会場でドローンが観客に落下し負傷者が出た事故以降、催し場所上空は特定飛行の中でも特に厳しく扱われています。

// イベント上空    承認ハードル最高クラスの特定飛行 何が「催し」か 祭り・花火・スポーツ大会など 多数の者が集合する催し の上空は特定飛行 頼まれても飛ばせない 主催者の依頼だけでは不十分 承認+立入管理+機体要件の 厳格な安全体制が必要 現実的な代替案 上空を避けた斜めからの構図 開催時間外の撮影 会場外からの望遠
「主催者に頼まれたから」では飛ばせない

「催し場所」ルールの範囲

航空法は「多数の者の集合する催しが行われている場所の上空」の飛行を特定飛行とし、承認を必要としています。対象は:

  • 祭り・縁日・花火大会・盆踊り
  • スポーツ大会・運動会・展示会・コンサート
  • デモ行進など、集合が予定されるもの全般

ポイントは**「人が多い場所」ではなく「催しの場所」**という定義であること。通常の混雑(駅前・繁華街)は人30mルール等の話で、催し場所ルールは「イベント」に紐づきます。

承認は取れるのか

取れなくはないですが、趣味レベルでは現実的でありません。求められるのは:

  • 第三者の立入管理区画の設定と、催し会場との距離・高度の確保
  • プロペラガード等の機体側の安全対策
  • 風速制限などの厳格な運用条件、十分な操縦実績

つまり「主催者の許可」は必要条件のひとつに過ぎず、主催者に頼まれても航空法の承認がなければ飛ばせません。そして人の頭上を飛ばす以上、万一のときの結果は取り返しがつきません(事故対応を読むと重みが分かります)。

❓ FAQ — よくある質問

Q.人がまばらな地方の小さな祭りなら大丈夫?
A.

規模の大小ではなく「催しか否か」で判定されます。小さな祭りでも催し場所上空は特定飛行です。むしろ小さい会場ほど上空を避けた構図が作りやすいので、そちらで工夫を。

Q.自分が主催する私有地のFPVミーティングは?
A.

参加者が関係者のみで第三者が集合する催しでなければ話は変わりますが、観客を入れるなら催し性が出てきます。イベント設計の段階で飛行エリアと観客エリアを分離し、必要な手続きを確認してください。レース大会の運用は大会ガイドが参考になります。


▶ あわせて読みたいドローン飛行の法律とルール飛行許可・承認申請事故対応マニュアル

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