自作ドローンに必要なパーツ完全ガイド【まずはこれだけ】
⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK
- 機体はフレーム・モーター・ESC・FC・プロペラ・バッテリー・カメラ/VTXの7パーツでできている
- 初めての1機は5インチ+FC/ESCスタックセットが定番
- 予算目安は機体だけで約3.5万円、プロポ・ゴーグル込みで約8万円
「自作ドローンを作ってみたい。でも何を買えばいいのか全然わからない」——この記事はそんな人のために書きました。読み終わる頃には、初めての1機に必要なパーツと予算感がすべてわかる状態になります。
ドローンは7つのパーツでできている
自作ドローン(FPVドローン)は、大きく分けて7つのパーツの組み合わせです。人間の体にたとえると理解しやすいので、対応表にしてみます。
まずはこの7つの名前と役割だけ覚えれば十分です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
フレーム — 最初に決める「機体のサイズ」
フレームを選ぶと、機体のサイズがほぼ決まります。サイズは対応プロペラのインチ数で呼ばれ、初心者の定番は 5インチ です。パーツの選択肢が最も多く、情報も豊富だからです。
室内や近所の公園で飛ばしたいなら 65mm Tiny Whoop という手のひらサイズから始める道もあります。
モーターとESC — 「回す」と「制御する」はセット
モーターは4つ使います。5インチ機なら 2306サイズ / 1700〜1900KV(6Sバッテリー運用時)が定番です。KV値は「電圧1Vあたりの回転数」で、数字が大きいほど高回転・大電流になります。
ESC(Electronic Speed Controller)はモーターの回転数を制御する基板です。現在は4つ分が1枚になった 4in1 ESC が主流で、FCと重ねて「スタック」として搭載します。5インチ・6S運用なら 45A〜60A クラスを選べば安心です。
FC — 機体の頭脳。迷ったらF7
フライトコントローラー(FC)はジャイロセンサーで姿勢を検知し、1秒間に数千回の計算でモーター出力を調整する頭脳です。プロセッサーの世代で F4 F7 H7 などと呼ばれます。
迷ったら F7 の FC + 45A以上の 4in1 ESC のスタックセットを選んでください。UART(周辺機器をつなぐ口)が多く、あとから GPS や受信機を追加するときに困りません。
主要スタック比較
実際に人気のあるスタック(FC + ESC セット)を比較してみます。
▦ 5インチ向け FC/ESC スタック比較
購入から飛行までの流れ
パーツが揃ってから空を飛ぶまでは、ざっくり5ステップです。
パーツを揃える
この記事のリストを参考に7種類のパーツを購入します。ハンダごて・ニッパーなどの工具も忘れずに。合計予算の目安は機体だけで約35,000円、プロポ・ゴーグル込みで約80,000円です。
フレームにモーターとスタックを組み付ける
ネジ止めだけなので難しくありません。ネジロック剤を使うとフライト中の緩みを防げます。
配線をハンダ付けする
モーター線・バッテリーコネクタ・カメラ/VTXの電源線をESC/FCにハンダ付けします。初心者最大の山場ですが、配線・ハンダのガイドで写真つきで解説しています。
Betaflightで設定する
FCをPCにつなぎ、Betaflight Configuratorで受信機・モーター回転方向・フェイルセーフを設定します。プロペラは必ず外して作業してください。
機体登録をして、初フライト
100g以上の機体はDIPS 2.0で機体登録を済ませてから、広くて人のいない許可された場所で初ホバリングに挑戦します。
まとめ
- ドローンはフレーム・モーター・ESC・FC・プロペラ・バッテリー・カメラ/VTXの7要素
- 初めての1機は5インチがおすすめ。情報量が段違いに多い
- FC/ESCはスタックセットで買うとトラブルが少ない
- 機体本体の予算目安は約35,000円、フル装備で約80,000円
次回は今回の内容を踏まえて、フレーム選びを深掘りします: フレームの選び方ガイド →
❓ FAQ — よくある質問
Q.ハンダ付けをしたことがなくても作れますか?▾
作れます。ドローンのハンダ付けは箇所が少なく、パッドも大きめです。1,000円台の練習キットで30分練習すれば十分実戦レベルになります。温度調整機能つきのハンダごて(TS101など)を使うと失敗が激減します。
Q.いきなり自作せず、完成機(BNF)から始めるべき?▾
「まず飛ばしたい」ならBNF、「仕組みを理解したい・壊れても直したい」なら自作がおすすめです。自作経験があると墜落後の修理が自分でできるため、長期的にはコストも安く済みます。
Q.シミュレーターは必要ですか?▾
強くおすすめします。実機を墜落させると数千円〜の修理費がかかりますが、シミュレーター(Liftoff、Velocidroneなど)なら何回墜落しても無料です。プロポだけ先に買ってシミュレーターで練習を始めるのが定番ルートです。
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