バッテリー固定術|クラッシュで飛ばさない・ズレない・コネクタを守る
⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK
- クラッシュでバッテリーが飛ぶ=電源断で墜落の追い打ち+リポ損傷。固定は安全装備
- 基本は「金属バックル付きストラップ+滑り止めパッド」。激しく飛ぶなら2本掛け
- ストラップは消耗品。ゴムの伸び・マジックテープのヘタりは定期交換する
クラッシュの瞬間、バッテリーには機体重量の何十倍もの慣性がかかります。固定が甘いとバッテリーだけ飛んでいき、空中なら即墜落、地面ならリポの損傷(=発火リスク)。地味ですが、固定は立派な安全装備です。
基本の固定システム
- ストラップ:布+マジックテープの専用バッテリーストラップ。金属バックル付きはゴムの伸びに頼らず締められるので保持力が段違いです。フレームのスロット幅(16/20mm等)に合わせて選ぶ
- 滑り止めパッド:フレームのバッテリー面に貼るシリコン/ウレタンパッド。前後方向のズレはストラップより滑り止めが仕事をします。バッテリー側の被覆も守る一石二鳥
- 2本掛け:フリースタイルで攻めるなら前後2本。1本が緩んでも脱落しない冗長性です
締め方のコツ:ストラップはバッテリーの「中央より少し前」を通し、体重をかける勢いで締める——ただしリポを変形させるほどはNG。締めた後にバッテリーを手で押して、前後左右にズレなければ合格です。
コネクタとリード線を守る
見落としがちな脆弱部がここです。
- XT60はフレームに固定:抜き差しの力がESCのはんだパッドに直接行かないよう、リード根本をフレームに留める(配線の記事参照)
- バランスリードを暴れさせない:細くて切れやすいバランス線は、ストラップに軽く挟むかテープで本体に添わせる。ペラ巻き込みの定番でもあります
トップ vs ボトムマウント
- トップ(上積み):現行フリースタイルの主流。クラッシュでバッテリーが地面と直接殴り合わない・重心が推力線に寄る
- ボトム(下吊り):レース系に多い。低重心の安定感と引き換えに、着陸・墜落でバッテリーが最初に接地します。ボトム派は滑り止め兼保護のTPUプレートを
❓ FAQ — よくある質問
Q.ストラップの向きは縦?横?▾
フレームのスロットに従うのが基本ですが、原則は「クラッシュ時にバッテリーが動きたい方向(前)に対して直角に縛る」。多くの5インチは横掛け(左右方向)1〜2本です。
Q.バッテリー位置はどこに合わせる?▾
機体の重心がスタック(ジャイロ)付近に来る位置が基準です。詳しくは重心設計の記事で。マーキングしておくと毎回同じ位置に載せられます。
▶ あわせて読みたい:重心設計 / LiPoの安全な扱い / フレームレイアウト比較
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