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FPVドローンフレーム形状を徹底比較|True X・Deadcat・Hフレームの違いとは?

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02/04連載「フレームの基礎知識」の第2回です一覧を見る ›

⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK

  • レイアウト=アームの配置。飛行特性とプロペラの映り込みが変わる
  • 迷ったらTrue X。シネマティック撮影ならDeadcat
  • 今のBetaflightは優秀なので、性能差より用途で選んでいい

FPVドローンのフレームを探していると、True X・Deadcat・Stretch X・Hフレームなど、さまざまな名前を目にすると思います。

どれも同じような形に見えますが、実はアームの配置が異なるだけで飛行性能や操縦感覚、映像の見え方まで変わります。「どれを選べばいいの?」という初心者の方も多いでしょう。

この記事では、代表的なフレームレイアウトの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。

フレームレイアウトとは?

フレームレイアウトとは、機体の中心から4本のアームがどのような角度で配置されているかのことです。

同じ5インチフレームでも、アームの配置によって機体の重心や慣性モーメントが変わり、飛行特性にも違いが生まれます。近年はBetaflightの性能向上により、昔ほど飛行性能の差は大きくありませんが、それでも用途に合わせたレイアウトを選ぶことで、より快適に飛ばせます。

// フレームレイアウト6種(上から見た図) True X ◎主流 完全対称でクセがない 迷ったらこれ Deadcat ◎撮影向き 前アームを外に開いた形 視界にプロペラが入らない Stretch X 前後に長く高速で安定 レース向き Hフレーム スペース広め。今は少数派 Plus Frame 「+」の向きで飛ぶ。少数派 Box Frame 外周で補強。頑丈だが重い 迷ったらTrue X。シネマティック撮影がメインならDeadcat
フレームレイアウト6種の比較:True Xが主流、撮影重視ならDeadcat

Hフレーム

Hフレームは、FPVドローン初期に多く採用されていたレイアウトです。アームが機体に対して90°に配置され、上から見るとアルファベットの「H」のような形になります。

メリット:ボディスペースが広く電子部品を載せやすい、組み立てが簡単、HDカメラや大型バッテリーも搭載しやすい。昔はFPV機器が大きかったため、この広いスペースが重宝されていました。

デメリット:機体の前後方向に重量が分散しやすく、慣性モーメントが大きくなります。そのため、ピッチ方向の反応はTrue Xより少し鈍く感じることがあります。現在では、よりバランスの良いTrue Xレイアウトが主流となり、Hフレームはあまり見かけなくなりました。

True X(トゥルーX)

現在、最も一般的なフレームレイアウトです。4つのモーターがすべて機体中心から等距離に配置され、完全なX字になります。

デメリット:前方のプロペラがFPVカメラに映り込むことがあります。特に広角レンズやDJI O3・O4のようなHDシステムでは気になることもあります。そのため、映像撮影を重視する場合はDeadcatを選ぶ人も少なくありません。

Stretch X(ストレッチX)

Stretch Xは、True Xを少し縦長にしたようなレイアウトです。前後のモーター間隔を広げることで、高速飛行時の安定性を高めています。

メリット:前のプロペラが作る乱流が後ろのプロペラへ届きにくくなるため、高速飛行が安定し、タイトなコーナリングがしやすくなります。レース向きの特徴で、現在でもレーシングドローンでは人気があります。

デメリット:True Xほど左右対称ではないため、操縦感覚に少しクセがあります。とはいえ、初心者が飛ばしてすぐ分かるほど大きな違いではありません。

Deadcat(デッドキャット)

Deadcatは、近年シネマティック機で最も人気のあるレイアウトです。前側のアームを外側へ開くことで、プロペラがカメラへ映り込みにくくなっています。

メリット:最大のメリットは映像がきれいなことです。DJI O3 Air UnitやO4 Proのような広角カメラでは、True Xだとプロペラが映ることがありますが、Deadcatならほとんどの場合プロペラが映りません。シネマティック撮影・YouTube動画・空撮では非常に人気があります。

Box Frame(ボックスフレーム)

Boxフレームは、Xフレームの外側をカーボンで囲んだような構造です。見た目は非常に頑丈で、アームもしっかり保護されています。

メリット:とにかく強いことです。アームの根元まで補強されているため、激しいクラッシュにも耐えやすくなっています。耐久性を最優先するなら魅力的な選択肢です。

デメリット:その分カーボン量が増えるため、重く、空気抵抗も大きくなります。フリースタイルやレース用途では、現在あまり採用されていません。

Plus Frame(プラスフレーム)

Plus Frameは、その名の通り「+」の向きで飛行するレイアウトです。昔はよく見かけましたが、現在ではかなり少数派です。

メリット:左右のプロペラは比較的きれいな空気を吸えるため、理論上は効率が良いと言われています。独特な見た目も魅力です。

デメリット:前方のモーターやプロペラがカメラへ映りやすく、現在のFPV用途ではほとんどメリットがありません。性能よりも個性的なデザインを楽しみたい方向けと言えるでしょう。

結局どれを選べばいい?

迷ったら、用途で選ぶのがおすすめです。

用途別おすすめフレームレイアウト

イチオシ初心者

おすすめレイアウト
True X

イチオシフリースタイル

おすすめレイアウト
True X

シネマティック

おすすめレイアウト
Deadcat

レース

おすすめレイアウト
Stretch X

耐久性重視

おすすめレイアウト
Box Frame

現在のBetaflightは非常に優秀なため、レイアウトによる飛行性能の差は昔ほど大きくありません。そのため、「何を撮りたいか」「どんな飛ばし方をしたいか」を基準に選ぶのが失敗しないコツです。

当サイトのおすすめ

当サイトとしては、初めての1台にはTrue Xをおすすめします。理由は、最もクセがなく、フリースタイルから練習、ちょっとした撮影まで幅広く対応できるからです。

一方で、DJI O3 Air UnitやDJI O4 Pro Air Unitを使って本格的なシネマティック撮影を楽しみたいなら、Deadcatも非常に魅力的な選択肢です。最近ではBetaflightの制御性能が大きく向上しているため、「Deadcatだから飛びにくい」という心配はほとんどありません。

まとめ

フレームレイアウトは、ドローンの飛び方や映像の見え方に影響する重要な要素です。現在の主流は次の2種類です。

  • True X:バランスが良く、フリースタイルや初心者におすすめ
  • Deadcat:プロペラが映り込みにくく、シネマティック撮影に最適

その他のレイアウトも用途によっては優れていますが、多くのユーザーにとってはこの2つから選べば大きな失敗はないでしょう。

❓ FAQ — よくある質問

Q.初心者は結局どのレイアウトを選べばいい?
A.
迷ったらTrue Xがおすすめです。操縦感覚にクセがなく、フリースタイルから撮影まで幅広く対応できます。
Q.シネマティック撮影にはどのレイアウトが向いている?
A.
Deadcatが向いています。前側のアームが外側に開いているため、広角カメラにプロペラが映り込みにくくなっています。
Q.レースをするならどのレイアウトがいい?
A.
Stretch Xがおすすめです。前後のモーター間隔が広く、高速飛行時の安定性やコーナリング性能に優れています。
Q.Deadcatは飛びにくいって本当?
A.
理論上はわずかなヨー成分が混ざりますが、現在のBetaflightは非常に優秀なため、通常の飛行で違いを感じることはほとんどありません。

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アームの厚さ・カーボン品質など、購入前に確認したいポイントを詳しく解説しています。

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