テスターの使い方|ドローン自作で必要な3つの測定だけ覚える
⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK
- ドローン自作で使うのは「導通・電圧・ショート確認」の3機能だけ。安いテスターで十分
- 初通電前の+−間ショートチェックを習慣にすると事故がほぼ消える
- 「音が鳴る導通チェック」が一番使う機能。断線探しの最強ツール
テスター(マルチメーター)は電子工作の道具の中で一番コスパの高い1本です。数千円の投資で「憶測での修理」が「測って直す」に変わります。機能は山ほどありますが、ドローン自作で使うのは実質3つだけ。その3つを実戦形式で覚えましょう。
使う機能は3つだけ
- 導通チェック(ブザーモード):2点が電気的に繋がっていれば「ピー」と鳴る。一番使います
- 直流電圧(DCV):バッテリーやパッドの電圧を測る
- 抵抗(Ω):ショートの度合いを見る(導通チェックの延長)
交流・電流測定などはドローンでは出番なし。ダイヤルの「音符マーク(導通)」「V⎓(直流電圧)」「Ω」の3ポジションだけ覚えれば卒業です。
場面別・実戦での使い方
場面1: 初通電前のショートチェック
バッテリーを挿す前に、XT60コネクタの+と−にテスター棒を当てます(導通モード)。
この10秒の習慣とスモークストッパーの併用で、初通電事故はほぼ根絶できます。
場面2: 断線探し(モーターが回らない・映像が出ない)
「繋がっているはずの2点」の両端に当てて、鳴るかどうか。
場面3: 電圧の確認
- バッテリーの健康診断:セルあたり4.2V(満充電)〜3.5V(要充電)。1セルだけ低いバッテリーは劣化のサイン(LiPo安全知識)
- FCのパッド電圧:カメラを繋ぐ前に「5Vパッドから本当に5Vが出ているか」を測ると、過電圧でカメラを壊す事故を防げます
- 測るときは**赤を測りたい点、黒をGND(マイナス)**へ。直流は極性を逆にしても壊れず、マイナス表示になるだけなので恐れずに
選び方——安くていい、でも1つだけ条件
2,000〜4,000円のデジタルテスターで十分です。唯一の条件は導通チェックのブザー付きであること(ほぼ全機種付いていますが念のため)。あると嬉しいのはバックライトと細めのテスター棒(小さいパッドに当てやすい)。
FAQ
❓ FAQ — よくある質問
Q.スマートテスター(自動判別)はどう?▾
悪くありませんが、導通チェックの反応速度が遅い機種があります。レビューで「導通チェックの反応」を確認してから買うのがおすすめです。
Q.電流も測れるって聞いたけど?▾
ドローンの大電流(数十A)は一般的なテスターでは測れません(テスター側の上限が10A程度)。消費電流を知りたい場合はワットメーター付き充電器やOSDの電流計を使います。
次のステップ: スモークストッパー入門 / 配線とコネクタの基礎
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