Raim
機体制作初心者向け

EdgeTXとジンバルの基礎知識|送信機の仕組みと形状の選び方

📖 読了目安 約8
04/09連載「プロポ・受信機の基礎知識」の第4回です一覧を見る ›

⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK

  • EdgeTX=送信機のOS。現在の新製品はほぼこれ
  • 通信方式は内蔵ELRSが手軽。外付けモジュール対応なら将来の乗り換えも可能
  • ジンバルはホールセンサー式(摩耗しにくく高精度)が主流

送信機には機体を操作するためのOS(ファームウェア)が搭載されています。今回は、現在の標準であるEdgeTXや無線リンク方式、送信機の形状やジンバルについて解説します。

// 送信機の中身 — OSはEdgeTX、指はジンバル EdgeTX=送信機のOS 現行プロポはほぼ搭載 モデル管理・ミキサー・ 音声など全てこれが担う 通信は内蔵ELRSが手軽 外付けモジュール対応なら 将来の乗り換えも可能 (JRベイの有無を確認) ジンバル=操作の質 ホールセンサー式が主流 摩耗しにくく高精度 プロポの寿命を決める部品
新製品はほぼEdgeTX搭載。ジンバルはホールセンサー式が主流

EdgeTXとは?

現在、FPV業界で最も普及しているのがEdgeTXです。EdgeTXはオープンソースで開発されており、高い安定性・豊富な機能・多くの送信機に対応・自由なカスタマイズといった特徴があります。

初心者には設定項目が多く感じられますが、一度使い方を覚えると長期間使い続けられる優秀なシステムです。以前はOpenTXが主流でしたが、現在はほとんどの新製品がEdgeTXを採用しています。

無線リンク(Radio Link)とは?

送信機とドローンは無線で通信しています。この通信方式をRadio Linkと呼びます。現在主流となっている方式は、ExpressLRS(ELRS)・TBS Crossfire・TBS Tracer・ImmersionRC Ghost・FrSky ACCST・FrSky ACCESS・FlySky・Spektrumなどです。

内蔵モジュールと外付けモジュール

送信機には、ELRSが内蔵されているモデルと、外付けモジュールを装着するモデルがあります。内蔵タイプはそのまま使えるので初心者向けです。外付けモジュール対応機は、将来的に別の通信方式へ変更したい場合に便利です。

送信機の形状

送信機は大きく2種類あります。

フルサイズ と ゲームパッド型 の比較

イチオシフルサイズ

特徴
大型・フルサイズジンバル搭載・スイッチが多い・バッテリー容量が大きい
向いている人
操作性を重視する人

ゲームパッド型

特徴
小型・軽量・持ち運びしやすい(ジンバルは小さめ・スイッチ少なめ)
向いている人
携帯性を重視する人

操作性(エルゴノミクス)

送信機は長時間持つ機材なので、握りやすさも重要です。手にフィットするか・重すぎないか・スイッチが押しやすいか・ストラップが装着できるかを確認したいポイントです。レビュー動画や実際に触れる機会があれば、操作感を確認しておくと安心です。

ジンバルとは?

ジンバルとは送信機のスティック部分のことです。ここでドローンの4つの動き、スロットル(高度)・ヨー(左右回転)・ピッチ(前後)・ロール(左右移動)を操作します。ジンバルの品質は操縦のしやすさに大きく影響します。

ジンバルの種類

現在主流なのは2種類です。

ポテンショメータ式 と ホールセンサー式 の比較

ポテンショメータ式

特徴
安価・構造がシンプル(長期間使うと摩耗するが通常使用では十分な耐久性)

イチオシホールセンサー式

特徴
磁石で位置を検出・摩耗しにくい・動きが滑らか・精度が高い・長寿命

最近のおすすめ送信機はほぼホールセンサー式を採用しています。

ジンバルサイズ

ジンバルにはフルサイズとミニサイズがあります。フルサイズはスティックの動く範囲が広いため、細かな操作がしやすくなります。一方、ミニジンバルはコンパクトですが、操作量が少なくなるため、繊細な操縦ではやや不利になることがあります。

まとめ

送信機選びでは、EdgeTX対応・ExpressLRS(ELRS)対応・ホールセンサー式ジンバルという3つを押さえておくと、現在の主流スペックを満たせます。あとは自分の手の大きさや持ち運びやすさに合わせて、フルサイズかゲームパッド型かを選びましょう。

❓ FAQ — よくある質問

Q.EdgeTXとOpenTXは何が違う?
A.
EdgeTXはOpenTXの後継にあたるファームウェアです。現在はほとんどの新製品がEdgeTXを採用しています。
Q.無線リンクは何を選べばいい?
A.
迷ったらExpressLRS(ELRS)がおすすめです。安価で通信距離が長く、対応機器も非常に多いため初心者にも扱いやすいです。
Q.ポテンショメータ式とホールセンサー式、どちらを選ぶべき?
A.
ホールセンサー式がおすすめです。摩耗しにくく動きが滑らかで、最近のおすすめモデルはほぼこちらを採用しています。
Q.フルサイズとゲームパッド型、どちらがいい?
A.
操作性を重視するならフルサイズ、携帯性を重視するならゲームパッド型がおすすめです。用途や持ち運びの頻度で選びましょう。

▶ 次の記事送信機のモードとスティック操作|Mode 2が標準の理由

SPONSORED

あわせて読みたい

連載「プロポ・受信機の基礎知識」の記事

記事一覧をすべて見る →
  1. 01おすすめプロポ【2026年版】RadioMaster中心の定番と失敗しない選び方
  2. 02ELRSとCrossfire(TBS)どっちを選ぶ?日本では答えがほぼ決まっている理由
  3. 03FPVドローンの送信機(プロポ)とは?役割と初心者おすすめモデル5選
  4. 04EdgeTXとジンバルの基礎知識|送信機の仕組みと形状の選び方読んでいる記事
  5. 05送信機のモードとスティック操作|Mode 2が標準の理由と調整・校正方法
  6. 06送信機の周波数と受信機・バインドの基礎|2.4GHzと900MHzの違い
  7. 07送信機の通信距離を決める要素|出力・アンテナ・チャンネル数を解説
  8. 08送信機選びの総まとめ|メーカー・テレメトリー・シミュレーター対応の確認ポイント
  9. 09受信機とExpressLRS(ELRS)入門|選び方・バインド・設定を解説

SPONSORED

コメント・質問

記事への質問や感想をどうぞ。投稿は公開されます。個人情報や攻撃的な内容は控えてください。

コメントするにはログインしてください。

まだコメントはありません。最初の投稿をどうぞ。