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機体制作初心者向け

FPVドローンのモーターサイズ・プロペラ・フレームサイズの関係を解説|最適な組み合わせの選び方

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05/12連載「モーターの基礎知識」の第5回です一覧を見る ›

⚡ 3行まとめ — 急いでいる人はここだけでOK

  • 決める順番は「①フレーム→②プロペラ→③モーター」
  • 5インチは2207/2306、7インチは2806.5/2807が定番
  • 推力重量比はフリースタイルで5:1以上が目安

FPVドローンを自作する際、フレームサイズ・プロペラサイズ・モーターサイズは密接に関係しています。「5インチだから2207?」「7インチなら2807?」「大きいモーターの方がパワーがあるなら、それを選べばいいのでは?」そう考える方もいるかもしれません。

しかし、モーターは大きければ良いというものではありません。フレーム・プロペラ・モーターのバランスが取れていて初めて、本来の性能を発揮できます。この記事では、それぞれの関係と最適な組み合わせについて解説します。

// パーツを決める順番 STEP 1 フレームサイズ どんな機体を作るか STEP 2 プロペラサイズ フレームで決まる STEP 3 モーター+KV プロペラを回せる力を選ぶ モーターから先に選ぶとバランスが崩れる。例)5インチ→5イ ンチペラ→2207・6S 1850〜1950KV
パーツを決める順番:フレームサイズ→プロペラサイズ→モーター+KVの順で選ぶ

フレームサイズで使えるプロペラが決まる

例えば、5インチフレームには5インチプロペラ、7インチフレームには7インチプロペラが基本です。当然ですが、7インチプロペラを5インチフレームへ取り付けることはできません。まずはフレームサイズが決まり、そこから使えるプロペラサイズが決まります。

プロペラサイズで必要なモーターが決まる

プロペラは大きくなるほど、回すために大きなトルクが必要になります。つまり、大きなプロペラには、より大きなモーターが必要になります。

例えば、3インチ用モーターで7インチプロペラを回そうとしても、トルク不足でまともに飛びません。逆に、7インチ用モーターを3インチ機へ載せると、重量が増えすぎて運動性能が悪くなります。

代表的な組み合わせ

現在主流となっている組み合わせは次のようになります。

フレームサイズ別・モーター/KVの組み合わせ目安

2インチ

プロペラ
2インチ
モーターサイズ
1103〜1204
推奨KV(4S)
7000KV以上
推奨KV(6S)
5000KV前後

3インチ

プロペラ
3インチ
モーターサイズ
1404〜1504
推奨KV(4S)
3500〜4500KV
推奨KV(6S)
2500〜3500KV

4インチ

プロペラ
4インチ
モーターサイズ
1804〜2004
推奨KV(4S)
2600〜3200KV
推奨KV(6S)
1800〜2200KV

イチオシ5インチ

プロペラ
5インチ
モーターサイズ
2207・2306
推奨KV(4S)
2300〜2800KV
推奨KV(6S)
1700〜2000KV

6インチ

プロペラ
6インチ
モーターサイズ
2207〜2506
推奨KV(4S)
2000〜2300KV
推奨KV(6S)
1500〜1800KV

7インチ

プロペラ
7インチ
モーターサイズ
2806.5〜2807
推奨KV(4S)
1500KV前後
推奨KV(6S)
1200〜1400KV

あくまで目安ですが、この範囲を選べば大きく失敗することはありません。

推力重量比も重要

モーターを選ぶときには、「推力重量比」も重要になります。これは、機体重量に対してどれだけ推力があるかという数値です。例えば、500gの機体なら、4つのモーターで最低1000g以上の推力が欲しいところです。つまり、2:1以上が最低ラインになります。

飛行スタイル別の目安

FPVでは、余裕のあるパワーがある方が飛ばしやすくなります。

飛行スタイル別・推力重量比の目安

クルージング

推力重量比の目安
3〜4:1

イチオシフリースタイル

推力重量比の目安
5:1以上

レース

推力重量比の目安
10:1以上

レース機では、機体重量の10倍以上の推力を持つことも珍しくありません。

大きいモーターが有利とは限らない

「2506の方が2207より大きいから性能も良い」と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。

軽量機は小さいモーターが有利

Sub250機では、重量を減らすことが最優先です。そのため、2004や1404などの小型モーターが人気です。軽量モーターを使うことで、飛行時間が伸びる・操縦性が向上する・バッテリー消費も少なくなるというメリットがあります。

ロングレンジでは効率重視

7インチロングレンジ機では、最高速度よりも効率が重要になります。そのため、大きめのステーター・低KVの組み合わせが人気です。飛行時間を伸ばしたいなら、高KVモーターはあまりおすすめできません。

フレームサイズ別おすすめ

3インチ:1404・1504。軽量でレスポンスも良く、マイクロフリースタイル機の定番です。

4インチ:1804・2004。Sub250機でも人気があります。

5インチ:現在の定番は2207・2207.5・2306の3種類です。初心者なら2207を選べば間違いありません。

7インチロングレンジでは、2806.5・2807が主流です。効率とトルクのバランスが良く、大型プロペラを無理なく回せます。

初心者が迷ったら?

まとめ

モーター選びでは、フレーム・プロペラ・モーターのバランスが重要です。基本は、フレームサイズ→プロペラサイズ→モーターサイズの順番で考えましょう。

現在の主流は、3インチ:1404〜1504、5インチ:2207・2306、7インチ:2806.5〜2807です。

初心者なら、5インチ・2207・6S・1850〜1950KVの組み合わせを選べば、多くの用途に対応でき、長く楽しめる機体を組むことができるでしょう。

❓ FAQ — よくある質問

Q.モーター選びはどの順番で考えればいい?
A.
フレームサイズ→プロペラサイズ→モーターサイズの順番で考えるのが基本です。モーターから先に選ぶと、機体全体のバランスが崩れやすくなります。
Q.推力重量比とは何ですか?
A.
機体重量に対してどれだけ推力があるかを表す数値です。フリースタイルなら5:1以上、レースなら10:1以上が目安になります。
Q.大きいモーターに変えれば性能は上がる?
A.
必ずしも上がりません。プロペラが必要とする以上のトルクは活かしきれず、重量増加でレスポンスが悪くなることもあります。
Q.初心者が5インチ機を組むならどの組み合わせがいい?
A.
2207モーター・6S・1850〜1950KVの組み合わせが現在最も人気があり、部品も豊富でおすすめです。

▶ 次の記事モーターの性能は何で決まる?トルク・レスポンス・重量・効率を徹底解説

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